私の世界のすべては、桐谷蓮を中心に回っていた。兄の親友で、人を惹きつけてやまないロックスターの彼に。 十六歳の頃から、私は蓮に憧れていた。そして十八歳の時、彼の何気ない一言に、藁にもすがる思いでしがみついた。「お前が二十二になったら、俺も身を固める気になるかもな」 その冗談みたいな言葉が、私の人生の道しるべになった。す
| Author | 漆黒蓮 |
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| Genre | 恋愛 |
| Platform | MoboReader |
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